さあ、今日から3月です。 

今年は、なぜかＷＤは少ない月ですが、 

中旬あたりから、歓送迎会の団体様やレストランの 

お客様で忙しくなりそうです。 

1月2月はあっという間に過ぎてしまいました。 

いつも心がけていることがあります。 

それは「百万回の思考より一回の実行」 

特に経営者として日々、いろいろなことを考えます。 

資金操りのこと、人材のこと、もちろん料理のこと。 

しかし机の前でいくら考えてもいてもどうにもならないことがあります。

 むしろどうにもならないことの方が多いかもしれません。 

でも一番大切なことは、動きながら考えることです。 

決して考えながら動くのではありません。 

後者の方が安全なような気もしますが・・・。 

自分自身としては、動くことによって次々と見えてくるような気がします。 

時には立ち止まってしっかり考えてから動くことも大切ですし、 

そうすることも勿論あります。

以前にも触れましたが、歴史上で一番好きな人物は「吉田松陰」です。 
このシャトーをやろうと思ったきっかけは 

50歳の誕生日に2番手の木村からもらった1冊の本でした。 

その一部を紹介します。  

「動きながら準備する」　　　　松陰からの学び１  

やろう、とひらめく。  

そのとき「いまやろう」と腰をあげるか  

「そのうちに」といったん忘れるか。  

やろうと思ったときに、なにかきっかけとなる行動を起こす。  

それが出来ない人は、いつになってもはじめることができない。  

むしろ次第に「まだ準備ができていない」  

という思い込みの方が強くなっていく。  

いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、  

いけるという予感、やりきれる体力、  

そのすべてが完璧に揃う時期が来ると信じてしまうのだ。  

だがいくら準備をしても、それらが、事の成否を決めることはない。 

いかに素早く一歩目を踏み出せるか。  

いかに多くの問題点に気づけるか。  

いかに丁寧に改善できるか。  

少しでも成功に近づけるために出来ることはその工夫しかない。  

よく行動する人は、知識は必要最低限でいいと考える。  

なぜなら実際に動く前に、  

解ることなんてほとんどないと知っているからである。  

だからよく失敗する。だがそれで「順調」だと思っている。  

そのように私たちの脳は自分の行動を  

うまく正当化するようにつくられている。  

小さくても「一歩を踏み出す」という行為さえ続けていれば、  

「なぜこれが正しいのか」脳が勝手に理由を集めてくれる。  

吉田松陰は、行動につながらない学問は無意味だと考えた。  

大切なのは、不安をなくすことではない。 

いかに早く、多くの失敗を重なることができるか。  

そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことが出来る」  

という自信を、休むことなく生み続けることなのである。    

もう何回も繰り返して読みましたが、 

この思考が何の疑いもなく、ぴったりと自分自身に入り込んだのです。 

「失敗は成功のもと」とは、よく言ったものです。 

今年に入って動きながら準備していることを、 

来月（4月中）に月1回のこのコラムで発表したいと思いますので楽しみにしていて下さい。

 自身自身も以前からこう言い続けています。 

「行動を伴わない発想は意味をなさない！」と、常に有言実行です！！