CHEF COLUMN
~さぁ今日から12月です~
- 2016.12.01
- CHEF COLUMN
いよいよ本格的に今日から忙しくなってきそうです。
週末は特別メニューのウェディングや、レストランでのスペシャルメニューの仕込みや対応で目一杯になりそうです。
ウェディングもやってレストランの営業もやる。これは本当に大変なことですが
両方共やっている会場はあまりないと思います。ないからこそ、そこにやりがいや価値があると思うのです。
これは陸上競技にたとえると短距離と長距離を交互に走るようなもの。
体力も気力も必要になってきます。うちの厨房スタッフは、パティスリーの布施がようやく30歳になったばかりで、
すべて20代の若いスタッフばかりです。
技術面ではまだまだかも知れないですが、うちで3年務まれば、我ながらたいした者だと思います。
ついこの間、2年目のスタッフが辞めてしまいましたが何とも中途半端。もったいないというか、
その期間やったことが意味をなさない。うちでは5年が一区切り。
入社する時5年は頑張ってほしいと話をします。
もちろんそれ以上やってもらうに越したことはないのは言うまでもありません。
とにかく最初の1年はどこで何をやるにしても辛いことばかりです。
そして3年やれば後輩も出来て仕事の面白味も感じれるようになり、5年もすればそれなりのポジションも与えられ
責任感や使命感もより一層増してくると思います。
この仕事は特に一生修行だと思います。
だからおもしろい。
だから楽しい。
辛いだけならもうとっくに辞めてますよね。
長いことやっていればいいことも、そうでないことも一杯あります。
でも、本当の喜びは苦しみの向こう側にしかないと思います。
若いうちはそれが解らない。
辛かったり苦しかったりすると、すぐ逃げてしまったり投げ出してしまう。
今うちで頑張っているスタッフには仕事を通じてもっといろんなことを伝えていきたいですね。
ついこの間、自分と同じ年の日本のラグビー界のレジェンドと言われるTV番組「スクールウォーズ」でも有名な
平尾誠二さんがお亡くなりになりました。
サッカー界でいうならば三浦知良さんのような存在です。
今年の仕事初めになぜだか平尾さんの名言を手帳に書き込んだのを思い出しました。
その文章は、
局面を見極めなければ次はない
次もまた局面を見極めて勝って
また次へ行く。
その戦いの繰り返しでしか前に進めない。
仕事でも同じ。
局面の見極めを誤って一度
「まあ いいか」と妥協してしまったら
次もまた「いいか」と妥協することになる。
妥協は借金取りに追われているかのように連鎖する。
「今度こそ返すから」ってずっといい続けることになる。
それでは負け続けるだけ。
(ここからは自分で勝手に付け加えました)
勝ち続けるのは難しいが、あきらめなければ
地面に落ちた楕円球は頑張っている者の方へ 必ず転がってくる。
そう信じてやるしかない!!
このシャトー ラ・パルム・ドールをOPENして半年過ぎた頃、いろいろ悩みました。
そんな時、この文章と出会い考えさせられ、何ごとにも「妥協」せずコツコツとやっていこうと決意しました。
ちょうど12年前、トックブランシュというフランス料理界のシェフの会合でスペシャルゲストが平尾さんでした。
当時息子の駿弥が中学3年生で高校からラグビーを始めるということで、講演会の後でサインを頂きました。
トークも上手で本当にかっこいい方でした。
心よりご冥福をお祈りします。
週末は特別メニューのウェディングや、レストランでのスペシャルメニューの仕込みや対応で目一杯になりそうです。
ウェディングもやってレストランの営業もやる。これは本当に大変なことですが
両方共やっている会場はあまりないと思います。ないからこそ、そこにやりがいや価値があると思うのです。
これは陸上競技にたとえると短距離と長距離を交互に走るようなもの。
体力も気力も必要になってきます。うちの厨房スタッフは、パティスリーの布施がようやく30歳になったばかりで、
すべて20代の若いスタッフばかりです。
技術面ではまだまだかも知れないですが、うちで3年務まれば、我ながらたいした者だと思います。
ついこの間、2年目のスタッフが辞めてしまいましたが何とも中途半端。もったいないというか、
その期間やったことが意味をなさない。うちでは5年が一区切り。
入社する時5年は頑張ってほしいと話をします。
もちろんそれ以上やってもらうに越したことはないのは言うまでもありません。
とにかく最初の1年はどこで何をやるにしても辛いことばかりです。
そして3年やれば後輩も出来て仕事の面白味も感じれるようになり、5年もすればそれなりのポジションも与えられ
責任感や使命感もより一層増してくると思います。
この仕事は特に一生修行だと思います。
だからおもしろい。
だから楽しい。
辛いだけならもうとっくに辞めてますよね。
長いことやっていればいいことも、そうでないことも一杯あります。
でも、本当の喜びは苦しみの向こう側にしかないと思います。
若いうちはそれが解らない。
辛かったり苦しかったりすると、すぐ逃げてしまったり投げ出してしまう。
今うちで頑張っているスタッフには仕事を通じてもっといろんなことを伝えていきたいですね。
ついこの間、自分と同じ年の日本のラグビー界のレジェンドと言われるTV番組「スクールウォーズ」でも有名な
平尾誠二さんがお亡くなりになりました。
サッカー界でいうならば三浦知良さんのような存在です。
今年の仕事初めになぜだか平尾さんの名言を手帳に書き込んだのを思い出しました。
その文章は、
局面を見極めなければ次はない
次もまた局面を見極めて勝って
また次へ行く。
その戦いの繰り返しでしか前に進めない。
仕事でも同じ。
局面の見極めを誤って一度
「まあ いいか」と妥協してしまったら
次もまた「いいか」と妥協することになる。
妥協は借金取りに追われているかのように連鎖する。
「今度こそ返すから」ってずっといい続けることになる。
それでは負け続けるだけ。
(ここからは自分で勝手に付け加えました)
勝ち続けるのは難しいが、あきらめなければ
地面に落ちた楕円球は頑張っている者の方へ 必ず転がってくる。
そう信じてやるしかない!!
このシャトー ラ・パルム・ドールをOPENして半年過ぎた頃、いろいろ悩みました。
そんな時、この文章と出会い考えさせられ、何ごとにも「妥協」せずコツコツとやっていこうと決意しました。
ちょうど12年前、トックブランシュというフランス料理界のシェフの会合でスペシャルゲストが平尾さんでした。
当時息子の駿弥が中学3年生で高校からラグビーを始めるということで、講演会の後でサインを頂きました。
トークも上手で本当にかっこいい方でした。
心よりご冥福をお祈りします。
〒514-0131
三重県津市あのつ台5-2-1
TEL:059-236-6583059-236-6583
定休⽇:毎週⽉曜⽇、⽕曜⽇
- 【ランチ営業時間】
- 11:30〜14:00 close 16:00
- 【ディナー営業時間】
- 18:00〜19:30 close 22:00
〒514-0131
三重県津市あのつ台5-2-2
TEL:059-236-6358059-236-6358
- デザートブッフェ専⽤ダイヤル
- TEL:059-236-1358059-236-1358
定休⽇:毎週⽉曜⽇、⽕曜⽇
- 【営業時間】
- 10:00〜19:00